子供から両親へ銀婚式のプレゼントを贈るということが一般的になりつつあります。
銀婚式とは、結婚25年目を迎えた夫婦に対して行うお祝いのことで、
25年を迎えた夫婦やその子供達が主催となって宴を開く場合があります。
また、銀婚式の銀とは「いぶし銀」を意味し、
いぶし銀とは長い年月を経て、
黒ずんだ光沢がなくなっている銀のことですが、
ピカピカしている銀に比べ、
いぶし銀は独特の渋さを持ち合わせています。
さらに、このいぶし銀を作るには長い年月が必要となります。
いぶし銀を意味する銀婚式とは、
夫婦で寄り添って長い年月を過ごしてきたという意味合いが
込められているといえるでしょう。
結婚25年ともなれば、ほとんどの場合、
子供が大きくなり、独立している場合も多く、
子育てに一区切りがついたという夫婦が多く、
結婚25年目を祝って、
これからも添い遂げていこうという決意を新たにするという節目でもあるのです。
銀婚式のプレゼントとして、
以前はネックレスやスプーンなどの銀製品を
贈りあうというならわしがありましたが、
この頃は銀婚式のプレゼントとして
夫婦二人で食事や旅行にでかける方が多くなっています。